「ぬか床は持つのは大変だけど好き」「自宅で漬物作りたいけど浅漬、塩漬け以外は無い?」という方も多いと思います。ここでは、その日だけ食べる簡単ぬか漬け風をお楽しみいただける様に、ぬか床を代用して漬物を作る方法をご紹介をしていきます。
ぬか床の代用になるもの
ぬか床の代用になるものはパン粉、ヨーグルト、味噌などがあります。この代用のものを使ってどのように作っていくのかを以下の記事にしましたので参考にしてください。
パン粉
パン粉(生でも乾燥でも大丈夫です)を使って漬物を作るとぬか漬けの風味は味わえます。ぬか漬けのように発酵食品とはなりませんが塩漬けにするよりも風味が出て美味しく仕上がります。
<用意するもの>
ジップ付きの袋
きゅうり(野菜は何でも大丈夫です)
パン粉ー300g
塩①ー30gほど
塩②ー小さじ3杯
砂糖ー小さじ3杯
1.塩①できゅうりをしっかりと塩もみする。
2.5〜10分ほどきゅうりを放置してから水洗いして水気を拭き取る。
3.ジップ付きの袋に「塩②」「砂糖」「パン粉」を入れる。
4.袋の上から全体が馴染むように揉む。
5.袋のままれいぞうこで3〜5時間寝かせる。
6.きゅうりを洗い水気を拭き取ってお好みで切れば完成です。
ヨーグルト
ヨーグルトを使って漬物を作ると乳酸菌の風味があり、発酵効果もぬか床ほどではありませんが多少はあり気軽に楽しめることが出来ます。
<用意するもの>
ジップ付きの袋
きゅうり(野菜は何でも大丈夫です)
ヨーグルト(プレーン)300g
塩①30g
塩②10g
【作り方】
1.塩①できゅうりをしっかりと塩もみする。
2.5〜10分ほどきゅうりを放置してから水洗いして水気を拭き取る。
3.お好みの大きさに切る。断面が多いほど味は入りやすくなり発酵も少しします。
4.ジップ付きの袋に「ヨーグルト」「塩②」を入れて塩が馴染むまで良く揉みます。
5.切ったきゅうりを袋に入れ、再び良く揉みます。
6.袋のまま冷蔵庫で24時間から48時間寝かせます。
7.きゅうりを洗い水気を拭き取って完成です。
味噌
味噌を使って漬物を作ると、とても美味しく仕上がります。もともと発酵食品ですからヨーグルト同様に健康効果も期待できます。
<用意するもの>
ジップ付きの袋
きゅうり(野菜は何でも大丈夫です)
味噌300g
砂糖5g
みりん10g
【作り方】
1.きゅうりを水洗いして水気を拭き取ってから、袋に入る大きさに切ります。
2.ジップ付きの袋に「味噌」「砂糖」「みりん」を入れて揉みながら混ぜます。
3.用意したきゅうりを袋に入れて良く揉みます。
4.袋のまま冷蔵庫で24時間寝かせます(水気が出ますのでたまに揉んでください)
5.きゅうりを洗い水気を拭き取って完成です。
パン粉とビール
パン粉とビールでよりぬか漬けっぽさが出ます。作り方も『パン粉』とほぼ同じです。
①ジップ付きのタッパーにパン粉とビールを入れます。パン粉がお味噌くらいの柔らかさになるまでビールを少しづつ入れて揉みます。
②塩を足していきます。少しお好みより「しょっぱい」くらいが良いです。
あとはパン粉だけのとき同様です。
ヨーグルトと味噌
ヨーグルトと味噌で作ることで発酵もしてぬか漬けとしての効果も望めます。
詳しくは『ぬか漬けならぬヨーグルトの味噌漬け』の記事を御覧ください。
詳しくは「ぬか漬けならぬヨーグルトのぬか漬け」の記事を御覧ください。
まとめ
ぬか床を用意するのは難しいけどぬか漬けは食べたい、自家製の漬物は浅漬や塩漬け以外にも食べたい等の時にアレンジで色々と手軽に楽しんで頂けるものをご紹介してみました。糠漬ほど難しくはなく食べたい時に作れるという点は便利な漬物です。是非お試しください。