ぬか漬け(ぬか床)

ぬか漬けにおいて塩揉みは必要なのか?答えは野菜によって違います!

塩もみ きゅうり

ぬか漬けにおいて塩もみは必要なのか?という疑問を持つ方も多いと思います。ぬか漬けでの塩揉みはどのような理由で必要なのか、塩揉みはしなくてもよいのかなどの疑問をここでは解決できるように詳しく書いていきますので参考にして下さい。

ぬか漬けに塩揉みは必要か?

ぬか漬けに塩揉みは必要か?という疑問は多くの方が持つと思います。漬けるものによって違いはありますが、生で漬けるお野菜には必要かと思います。理由は野菜の余分な水分を抜くこと、お野菜の周りについている雑菌を減らすことなどです。そしてぬか漬けは塩分による浸透圧で野菜から水気を出して栄養分などを取り込み完成していくので早く漬けることができるようになります。なので塩揉みは必要に応じてしたほうが良いです。

生で漬けるお野菜には塩揉みが必要

塩揉みに向いている野菜

塩揉みに向いている野菜はきゅうり、キャベツなどの葉物のように水分を多く含んだ野菜です。これらの野菜は塩揉みをすることで余分な水分を抜きぬか床を水っぽくすることを防ぐ役割があります。ごぼうなどの根菜類もあくやエグみを和らげてくれるので塩揉みが必要です。あとはナスなどの色が逃げやすい野菜も色を鮮やかに仕上げてくれるため塩揉みが必要です。

【塩揉みに向いている野菜】
・きゅうり
・キャベツ
・ごぼう
・ナス
など

塩揉みが向いていない野菜

塩揉みが向いていない野菜は生で漬けない野菜です。イモ類や根菜類で下茹でをしてから漬ける場合などは塩揉みをせずに漬けても問題ありません。熱湯で周りの殺菌はしていますし表面を柔らかく仕上げ、アクも和らぐので塩揉みはしなくても大丈夫です。なので前述したごぼうも下茹でしてから付ける場合は塩揉みをしなくても良い食材となります。

下茹での場合はあくまで軽く茹でます。食材によって違いはありますので時間などは食材ごとの記事でご確認ください。

【塩揉みに向いていない野菜】
・イモ類
・根菜類
など

塩揉みした後の水洗いは必要か?

塩揉みした後の水洗いは必要か?と気になっている方も多いと思います。ぬか漬けの場合は水洗いまではしなくても周りに出てきた水気を拭き取ることはしてください。水分をそのままで漬けるとぬか床が水っぽくなってしまうので必ず吹いてください。

※料理で使う野菜の場合は水で洗ってください。塩揉みした野菜を洗うことで塩気を取るだけではなく青臭さも流しにごりも出にくくなりますので必ず洗って水分を拭き取ってください。

まとめ

ぬか漬けに塩揉みは必要かの疑問は解決できたでしょうか?塩揉みの工程でもぬか漬けやぬか床にとっては必要な要素となることがおわかりいただけたかと思います。必要のない場面もありますので参考にして美味しくて楽しいぬかライフを過ごしていただけたらと思います。