白菜のぬか漬けはそのまま漬けることが多いと思います。しかし少し手を加えることで芯の部位や葉の部位も同じように発酵して更に美味しくそいあげることが可能です。
ここではそのような少し手を加える方法を書いていきます。
白菜のぬか漬けの材料
○白菜 1/8個
○ぬか床 2キロ
ぬか床に関しては「ぬか床を用意」の記事で作成した分量です。
白菜のぬか漬けの作り方
白菜の葉っぱを1枚づつ芯から剥がしながらボールに溜めた水に浸し泥などを流し落とす。葉っぱに付いた芯に爪楊枝で大体3センチ間隔ぷつぷつと穴を開ける。次に沸騰したお湯に芯だけ先に8秒付けて、その後全体を8秒浸す。取り出したらザルに白菜が重ならないように並べ、常温で完全に冷ます。冷めたらそのままぬか床に全体が覆いかぶさるように漬ける。
白菜の下ごしらえ(剥がして穴を開ける)
スーパーで1/8にカットされた白菜の葉っぱを1枚づつ芯から剥がしながらボールに溜めた水に浸し泥などを流し落とす。白菜の芯には味が入りにくく、同じ時間を漬けてしまうと葉っぱの部分と芯の部分で漬かり具合に大差がでてしまうため、芯に爪楊枝で大体3センチ間隔ぷつぷつと穴を開け、芯も漬かりやすくする。
白菜の下ごしらえ(茹で方)
大きな鍋に水をたくさん入れ火にかけ、沸騰したら芯だけ先に8秒付けて、その後全体を8秒浸す(一度に全部浸してしまうと葉だけ柔らかくなってしまうため)。茹でずにそのまま漬けてしまうと漬け時間が非常に長くかかってしまうことと、中まで味が入りにくく失敗しやすいため、茹でてから漬けることをオススメします。
取り出したらザルに白菜が重ならないように並べ、常温で完全に冷ます。温かいままぬか床に漬けてしまうと乳酸菌が死んでしまうので完全に常温に冷ますことが重要です。
白菜ををぬか床に漬ける,
白菜をぬか床に漬ける際はきゅうりや大根と違って少し工夫が必要です。ミルフィーユみたいにぬか床→白菜→ぬか床を交互に漬けますが、その際、芯→葉→芯と漬けることも重要です。芯→芯と重ねてしまうとバランスが悪く漬かってしまい味ムラができやすくなってしまうからです。
ぬかを洗い流して完成,
白菜についたぬか床を洗い流して完成です。ぬか床が付いたままでも食べることができますが、口がパサパサになってしまいますし、塩分をたくさん含んでいるため洗い流して食べることをオススメ致します。また、洗い過ぎたり水を溜めたボールに浸しておくと、せっかく漬けたぬか床や野菜の旨味が抜けてしまい、水っぽくなってしまいますので、さっと洗い流すことをオススメします。洗い流した後、白菜は手でギュッと絞って水を切って頂くと完成です。
ぬか漬けは洗うべきか否か?洗うと栄養も流れるの!?に関する記事はこちら
白菜のぬか漬けは豚肉と相性が良い!
白紙のぬか漬けは豚肉との相性がよく、特に生姜焼きに入れて食べていただくと抜群の美味しさを出します。程よい酸味が生姜焼きのタレと絡み御飯のお供として最高です。
まとめ
白菜のぬか漬けは中上級レベルです。味のムラができてしまうことが多く少し難しいですが、一度マスターしてしまえば大変オススメの食材です。
漬物の浅漬けになることが多いですが、ぬか漬けにしてひと味違う味をお楽しみください。