漬物といえば「きゅうり」を思い浮かべる方も多いですが水分が多くシャキシャキの食感はぬか漬けとの相性も抜群です。漬けやすいお野菜としても重宝されているきゅうりを確実に美味しく漬けて素敵なぬかライフを過ごして下さい。
きゅうりのぬか漬けの材料
※4本漬ける場合
○きゅうり 4本
○お塩 (1本に1つまみ)
○ぬか床 2キロ
ぬか床に関しては「ぬか床を用意」の記事で作成した分量です。
きゅうりのぬか漬けの作り方
まずきゅうりを水洗いし、布巾で軽く拭く。下処理や切り落としは基本的に不要で、次に塩もみをする。塩もみをしたらそのままぬか床に全体が覆いかぶさるように漬ける。
きゅうりの下処理(切り落とし)
きゅうりにおいて下処理(切り落とし)は基本的に必要ありませんが、漬け時間の短縮をしたい場合は、半分に切ってきゅうりの中身の面をぬか床にさらすことによって漬け時間は短縮(半日くらい)されます。また、ピーラーなどで少し皮を向くことでも漬け時間の短縮はできます。そのまま漬けるほうが美味しく召し上がることができますし、ぬか床にきゅうりから余分な水分が出てしまうので、そのまま漬けることをオススメ致します。
きゅうりを塩揉みする
1本のきゅうりに対して15秒くらい塩もみをする。塩の量は1本に付き一つまみ程度を使用する。その後30分くらいザルの上において水気を切ると漬ける前の下準備としては完璧です。30分ザルで水気を取ることが待てない方は、しっかり塩もみをした後、水で塩を洗い流し、水気をきちんと拭き取れば漬ける準備完了です。
塩もみは、①きゅうりの変色を防ぐ②余分な水気を取り、ぬか床の味が入りやすくするため③野菜の表面に付着する殺菌やいぼが取るの効果がある。
きゅうりをぬか床に漬ける
きゅうりがぬか床から見えないように漬けることがポイントで、あまり押し込みすぎては菌の活動が活発にならないので、軽く押す感じできゅうりとぬか床を交わらせます。その後ぬか床の表面を平らに整地しますが、それはぬか床内に空気が入りすぎて酸化しすぎることを防ぐからです。その後、約24時間置きます。漬ける環境により多少の違いはございますが、温度は20度前後が適しています。
冷蔵庫や軒下など太陽が当たらない場所を選んでください。また漬け時間は好みに寄っても変わった来ますので、自分に合ったの最適な漬け時間を探してみてください。
ぬかを洗い流して完成
きゅうりについたぬか床を洗い流して完成です。ぬか床が付いたままでも食べることができますが、口がパサパサになってしまいますし、塩分をたくさん含んでいるため洗い流して食べることをオススメ致します。また、洗い過ぎたり水を溜めたボールに浸しておくと、せっかく漬けたぬか床や野菜の旨味が抜けてしまい、水っぽくなってしまいますので、さっと洗い流すことをオススメします。
きゅうりのぬか漬けは鶏肉と相性が良い!
きゅうりのぬか漬けは棒々鶏のキュウリとして鶏肉と合わせて食べると相性が良いです。
またタルタルソースの中に入れて頂いても非常に美味しく頂けます。