「炒りぬか」という言葉は聞いたことがある方も多いのではないかと思います。生のぬかとの違いや作り方、特徴などをここでは記事にしていますので参考にして下さい。
目次
炒りぬかの特徴
炒りぬかの特徴は生ぬかと比べて米ぬかの保存期限が長くなることです。炒ることで殺菌や酸化防止効果などもあり、ぬか床自体が長持ちするようになります。
炒りぬかの保存期限
炒りぬかの保存期限は生ぬかと比較しても長いです。
生ぬか…1週間以内
炒りぬか…冷蔵庫で1ヶ月
冷凍庫で3ヶ月
なぜ炒りぬかの賞味期限は長いのか?
何故炒りぬかの賞味期限は長いのでしょうか?それは米ぬかに含まれている水分や油分を低温でじっくりと炒ることで飛ばす効果があるからです。この事によって賞味期限が長くなるのです。
炒りぬかと生ぬかでぬか漬けの味は変わるのか?
炒りぬかと生ぬかでぬか漬けの味は変わるのか?と思う方も多いと思います。答えは「変わりません」です。なので安心してお使い下さい。
足しぬかには炒りぬかが良い
足しぬかには炒りぬかが良いです。理由は米ぬかの水分などが抜けている事もあって発酵する速度が緩やかになるからです。なので過発酵して水分が多い時や臭いがキツくなった時の足しぬかにはぴったりです。
足しぬかの方法は「足しぬかとは?」の記事を参考にして下さい。
炒りぬかの作り方
炒りぬかの作り方について説明していきます。
炒りぬかの材料
・フライパン
・生ぬか…100g
・ボールなどの容器
・ビニール袋かタッパー
※多くても問題無いのですが初めての場合は100gくらいが良いと思います。
炒りぬかの作る
①フライパンに生ぬかを全部入れます。
②弱火にして15分ほど掛けて炒ります。
※途中でダマになるので崩しながら均等に混ぜて作って下さい。
③香りが香ばしくなり全体的にきつね色になったら火を止めます。
④用意した容器にぬかをすべて移して冷まします。
※フライパンの予熱で焦げたりしてしまうので火を止めて素早く移しましょう。
⑤よく冷めてから袋かタッパーに入れて冷蔵庫に入れれば完成です。
炒りぬかは食べられるのか
炒りぬかは食べられるのか?答えは「食べられます」です。そしてお米の栄養素の約9割が米ぬかにあると言われていて体にとても良いものです。
食べることで期待できる効果は整腸効果、美肌効果、血液サラサラ効果があげられています。玄米を食べるより、炒りぬかにした後でふりかけなどにして食べると食べやすいと思います。
炒りぬかふりかけレシピ
炒りぬかふりかけの材料は下記の通りです。
・炒りぬか50g
・胡麻10g
・鰹節5g
・いりこ10g
・あおさ5g※青のりでも大丈夫です。
・塩適量
・食材を混ぜるボールなどの容器
炒りぬかふりかけの作り方
①胡麻を擦ります。
②鰹節を細かくします。
③ボールにすべての食材を入れて混ぜます。
④味見をして塩を好みで足していけば完成です。
まとめ
耳にしたことはある「炒りぬか」ですが、用意しておくと便利なものということはお分かり頂けたかと思います。炒りぬかで楽しい「ぬかライフ」となることを願っています。