ぬか床に旨味を加える上で鰹節の旨味は魅力的です。和食のお出汁や煮物などで活躍する鰹節の旨味は何か?ここでは旨味の理由や入れ方などを記事にしていますので参考にして頂けたらと思います。
鰹節で旨味アップの理由
鰹節で旨味アップの理由はイノシン酸によるものです。イノシン酸は生の鰹には、ほぼ無いもので鰹節に変わっていく過程で増えていく旨味成分です。イノシン酸と鰹の程よい脂が旨味を引き立てます。
鰹節の正しい入れ方
鰹節の正しい入れ方は鰹節をお茶パックなどに入れて、ぬか床に入れることをお薦めします。鰹節は旨味も出ますが香りも出ますのでぬか床1kgに対して10g目安に足して下さい。
鰹節の選び方
鰹節の選び方ですが通常料理の出汁を摂る時に使う場合は香りも立たせたいので「仕上り節」が1番良いのですが、ぬか漬けに使用するときは「だしパック」「削り節」が良いです。取り扱いがしやすい事もありますが香りが出すぎずに使えることも魅力です。
鰹節の下準備
鰹節の下準備は百均などでも売っているお茶パックを用意します。そこに「ぬか床」1kgに対して10g量の鰹節を入れます。
だしパックに入っているものを使用する場合は、そのまま利用して下さい。
鰹節を入れる時間
鰹節を入れる時間は1週間以下にします。入れっぱなしにしてしまっても腐ることは無いのですが鰹節から出る魚の香りがぬか床についてしまいますので入れっぱなしや長期間の放置はやめましょう。
その他の旨味食材について
その他の旨味食材も「ぬか床」に合いますので代表的な2つを少し触れておきます。
昆布
昆布も旨味を加える代表的な食材です。椎茸同様に旨味を加える事や食材として、ぬか床の水分を取る為にも使えますので、「旨味が減ってきたな?」とか「ぬか床の水分が増えてきたな?」などの時に入れて下さい。
干し椎茸
干し椎茸も旨味を加える代表的な食材です。昆布同様に旨味を加える事や食材として、ぬか床の水分を取る為にも使えますので、「旨味が減ってきたな?」とか「ぬか床の水分が増えてきたな?」などの時に入れて下さい。鰹節のイノシン酸と相性が良いグアニル酸を持っているので鰹節を入れる際には必ず一緒に入れましょう。
詳しくは「ぬか床に干し椎茸を入れて旨味アップ」の記事を参考にして下さい。
まとめ
ぬか床に旨味を加える上で魅力的な鰹節に関してご理解頂けたかと思います。お出汁だけではなく、様々な用途で力を発揮します。あらゆるシーンで活躍するからこそ詳しく知ってもらいたく記事にしてます。楽しい「ぬかライフ」のお役に立てていれば嬉しいです。