食卓で人気の鯖。焼いたり煮たり様々な食べ方が楽しまれています。そんな鯖をぬか漬けにしてみました。ここでは鯖を失敗しねいで漬けられるように記事にしましたので是非参考にしてみて下さい。
目次
鯖のぬか漬けの材料
○鯖の半身 ※スーパーなどで売っている焼くだけの捌かれているもの。
○白味噌 500g
○ぬか床 500g ※「ぬか床を用意」の記事で作成したぬか床です。
○塩 10g程 ※鯖全体に振れる量
○ボウルなどぬか床を混ぜる容器
○タッパーなどのぬか漬けをするための容器 ※鯖が入る大きさ
○キッチンペーパー
ぬか床に関しては「ぬか床を用意」の記事で作成した分量です。
鯖をぬか漬けにする際の注意点
鯖をぬか漬けにする際の注意点は出来る限り短時間で作業をして冷蔵庫以外の時間を短くしましょう。
その為に食材や調味料、調理器具などの用意を先にしてから始めることをお勧め致します。
鯖の下ごしらえ
鯖の下ごしらえは以下のとおりです。
①キッチンペーパーなどでしっかりと鯖の表面にある水分をとります。
※冷凍の鯖を使用する場合は冷蔵庫で解凍してから始めて下さい。
②鯖の裏表全体に塩を振り5分ほど置きます。
③表面から出てきた水分がある場合は再度キッチンペーパーで拭き取ります。
以上で漬けられる状態となります。
鯖は別の容器で漬ける
鯖は別の容器で漬けましょう。それは魚独特の菌がいたり、生臭くなってしまったりするからです。野菜のぬか床からタッパーなどに移して漬けるようにしてください。
鯖のぬか漬けの作り方
鯖のぬか漬けの作り方は下記のとおりです。
①鯖用のぬか床を別容器に作ります。
②鯖の皮を上向きにしてぬか床に沈めていきます。
③皮の部分も見えなくなるまで漬けます。
④ぬか床を平にして、その上にキッチンペーパーを敷きます。
鯖用のぬか床を作る
鯖用のぬか床を作っていきます。
用意したぬか床と白味噌をしっかりと混ぜます。混ぜることがしっかり出来ていないと味にムラが出来てしまいますので気をつけましょう。
そのままのぬか床でも問題はありませんが美味しく仕上がりますので是非ひと手間加えてみてください。
鯖をぬか床に漬ける
鯖をぬか床に漬けていきます。鯖の皮を上向きにして、ぬか床に沈めていきます。全体がぬか床に入ったら皮の部分も見えなくなるようにぬか床を被せていきます。その後ぬか床の表面を平にして上にキッチンペーパーを敷き、蓋もしくはラップをして冷蔵庫で24時間おけば完成です。
鯖をぬか床から出す
鯖をぬか床から出します。表面についているぬか床を水で洗い流してキッチンペーパーで水気を取ります。あとは皮目から焼き上げたら完成です。
鯖を漬けたぬか床の再利用は出来るのか?
答えは⇒出来ます。
ぬか床の水分をしっかりと取ってから袋などに入れて、次に鯖を漬けるまで『冷凍』しておくと1、2回でしたら再利用可能です。
※生臭くなったら使用しないでください。
※鯖以外では使用しないでください。
ぬか床の冷凍、解凍に関しては「」ぬか床の冬の記事を参考にしてください。
鯖のぬか漬けの究極は「へしこ」
鯖のぬか漬けの究極は「へしこ」です。福井県の伝統料理でお酒の肴としても有名です。へしこは鯖を塩漬けにした後でぬか漬けにし1年以上掛けて熟成発酵させることで保存食ではありますが旨味の凝縮された逸品へと変化します。究極の古漬けとも言えると思います。
鯖のぬか漬けはお茶漬けと相性が良い!
鯖のぬか漬けはお茶漬けとの相性が良いです。焼いた鯖の身をほぐしてから、ご飯に乗せてお茶を注ぎます。少し脂がお茶に溶けだして風味と旨味の深いお茶漬けになりますのでお試し下さい。
まとめ
食卓で人気の鯖。焼いたり煮たりと様々な方法で楽しまれていますが新たに「ぬか漬け」としてのレパートリーも増えたかと思います。ぜひ皆様の美味しく楽しいぬかライフに加えて頂けたらと思います。