冬などに煮物で使うかぼちゃですが、実はぬか漬けとの相性がとても良いんです。ここでは、そんな相性の良いかぼちゃのぬか漬けを失敗しないで美味しく仕上げるための記事を書いてみました。
目次
かぼちゃのぬか漬けの材料
○かぼちゃ
○お塩 (かぼちゃ全体を揉む量)
○キッチンペーパー
○ぬか床 2キロ
※「ぬか床を用意」の記事で作成した分量です。
ぬか床に関しては「ぬか床を用意」の記事で作成したぬか床です。
かぼちゃのぬか漬けの作り方
かぼちゃのぬか漬けの作り方は、かぼちゃの下処理の後に漬けます。茹でても生でも漬けることは可能です。
生の場合は塩揉みを忘れないように注意して漬けてください。
かぼちゃの下ごしらえ①
かぼちゃの下ごしらえは
①種がついている場合は種を取ります。
②3〜4センチ四方の大きさに切ります。
③茹でる、蒸す、電子レンジで温めるなどの方法で火を通します。
※竹串(100均などで買えます)でスッと刺さるくらいですが火を通し過ぎないように注意して下さい。
かぼちゃをきちんと冷まして漬けられる状態です。
かぼちゃの茹で方
かぼちゃの茹で方も合わせてご紹介しておきます。
①3〜4センチ四方の大きさに切ります。
②鍋に切ったかぼちゃを入れて水を入れます。
※かぼちゃが浸るくらいです。
③塩をひとつまみ入れます。
④中火で鍋に火をかけて沸騰したら弱火にします。
⑤弱火にして5分くらいしてから竹串を刺し通ればお湯から出します。
※煮物などでは10分くらいが良いです。ぬか漬けにする場合はぬか床で崩れないように固めで火を止めます。
かぼちゃの下ごしらえ②
かぼちゃの下ごしらえは生の場合は薄くスライスして、かぼちゃ全体を塩揉みします。
5分ほど放置してまわりの水分を拭き取ったら漬けられる状態です。
かぼちゃをぬか床に漬ける
かぼちゃがぬか床から見えないように漬けることがポイントです。下ごしらえ①で漬ける場合はキッチンペーパーに包んでかぼちゃが崩れないようにします。その後、かぼちゃが見えないようにぬか床に漬けて表面を軽く押すように平らに整地をして完成です。下ごしらえ②で漬ける場合も同様ですがキッチンペーパーでは包まなくても大丈夫です。
温度は20度前後が適していると言われております。
冷蔵庫や軒下など太陽が当たって温度変化が起こらない場所を選んでください。
かぼちゃの下処理での味の違い
かぼちゃの下処理での味の違いは、火を通した場合は甘みが出てぬか床の塩味と相性がよく仕上がります。生で漬けた場合はイモ類のような味があり食感がポリポリとしてお酒などのおつまみにピッタリな仕上がりです。
かぼちゃのぬか漬けはそぼろとの相性が良い
かぼちゃのぬか漬けは、そぼろとの相性が良いです。甘く煮込んだそぼろをかぼちゃのぬか漬けに乗せるだけですが絶妙な相性を発揮します。ぬか漬けの酸味とかぼちゃの甘味がそぼろとぴったりです。生で仕上げた場合はロースハムなどと一緒に食べると隠れた甘さが出ます。
まとめ
冬に煮物などで使うかぼちゃもぬか漬けにする事で違った一面を見せてくれます。何よりも甘みがあるので相性もよくびっくりすると思います。ぜひ皆様の楽しいぬかライフにご一考してみて下さい。