お刺身の王様であるマグロ。今回は「マグロ」のぬか漬けについて記事にしていきます。冷凍マグロの解凍のやり方から書いていきますのでぬか漬けにしない方も必見です。
目次
マグロのぬか漬けの材料
○マグロ(赤身でも中トロでも大丈夫です) 200g ※スーパーなどで売っている柵取りしたもの
○白味噌 500g
○ぬか床 500g ※「ぬか床を用意」の記事で作成したぬか床です。
○水 1㍑
○塩 35g
○ボウルなどぬか床を混ぜる容器
○タッパーなどのぬか漬けをするための容器
ぬか床に関しては「ぬか床を用意」の記事で作成した分量です。
マグロをぬか漬けにする際の注意点
マグロをぬか漬けにする際の注意点は冷凍、冷蔵問わず水分に気をつけることです。
付ける前にしっかりと表面の水分を取ること、出来る限り短時間で作業をして冷蔵庫以外の時間を短くしましょう。
マグロの解凍方法
マグロの解凍方法は以下のとおりです。
①冷凍マグロの表面を水で洗います。
※冷凍の柵取りしてあるマグロは表面に紙やホコリが付いているのできれいにします。
②水1㍑に対して塩を35g入れて溶かします(海水と同じ塩分濃度です)
出来上がった塩水にマグロを30分ほど漬けます。
③その後キッチンペーパーでマグロの水分を拭き取ってから、次にキッチンペーパーで包み冷蔵庫などで解凍していきます。
マグロは別の容器で漬ける
マグロは別の容器で漬けましょう。それは魚独特の菌がいたり、生臭くなってしまったりするからです。野菜のぬか床からタッパーなどに移して漬けるようにしてください。
マグロのぬか漬けの作り方
マグロのぬか漬けの作り方は下記のとおりです。
①マグロ用のぬか床を別容器に作ります。
②そこにマグロの柵を半分漬けます。その上からキッチンペーパーを被せて容器の
③上からラップをし、冷蔵庫に24時間置けば出来上がりです。
マグロの下ごしらえ
マグロの下ごしらえは冷凍のマグロは解凍をして、水気をキッチンペーパーにてしっかりと取ります。(冷蔵の場合も同様)
切り身のマグロを使用する場合は1枚1枚きちんと水気を取ってください。
マグロ用のぬか床を作る
マグロ用のぬか床を作っていきます。
用意したぬか床と白味噌をしっかりと混ぜます。混ぜることがしっかり出来ていないと味にムラが出来てしまいますので気をつけましょう。
そのままのぬか床でも問題はありませんが美味しく仕上がりますので是非ひと手間加えてみてください。
マグロをぬか床に漬ける
マグロをぬか床に漬けていきます。マグロの柵を半分くらいぬか床に漬けます。その上からキッチンペーパーで押さえるようにしてマグロを包みます。
容器の上からラップまたは蓋をして冷蔵庫で24時間おけば完成です。
味のムラが出やすいのですが、マグロをキッチンペーパーでくるんでから漬けても大丈夫です。その場合は24時間より2時間ほど長く漬けてください。
マグロをぬか床から出す
マグロをぬか床から出します。表面についているぬか床を水で洗い流してキッチンペーパーで水気を取ります。お好みの大きさに切って盛り付けたら完成です。
マグロを漬けたぬか床の再利用は出来るのか?
答えは⇒出来ます。
ぬか床の赤くなってしまった部分を捨てて残りは次にマグロを漬けるまで『冷凍』しておくと1、2回でしたら再利用可能です。
※生臭くなったら使用しないでください。
※マグロ以外では使用しないでください。
ぬか床の冷凍、解凍に関しては「」ぬか床の冬の記事を参考にしてください。
マグロの切り身は漬けられる?
切り身のマグロは漬けられる?と言う疑問があると思いますが、答えは漬けられます。
①同じようにぬか床を作ります。
②ぬか床の上に上にキッチンペーパーを敷いてマグロの切り身を並べて置きます。
③マグロの上からキッチンペーパーを被せて軽く手のひらで押します。
④最後に蓋やラップをして冷蔵庫で6時間〜12時間で完成です。
マグロのぬか漬けはきゅうりや大根と相性が良い!
マグロのぬか漬けはきゅうりや大根との相性が良いです。サイコロ状にマグロ、きゅうり、大根を切り、ごま油と和えます。塩と醤油で味のバランスを整えたら和風マリネの完成です。ぬか漬けにしたことで塩味がマグロに入っていること、乳酸菌の力で少し酸味を帯びた味がごま油との相性良いです。
まとめ
お刺身の王様であるマグロも、ぬか漬けにすることで新しい味わいになります。またお刺身だけではなく別のお料理としても可能性が広がっていきます。たまには違った味をお楽しみ頂けたら毎日の食事の時間も楽しみが増えていきますので試してください。